実家から持ってきた古い大切な本たち。
***『おにたのぼうし』*** たぶん35〜36年前かな?(あ!チキータバナナのシールが貼ってある^^;) NHK教育だと思うけど、絵本を読んでくれる番組があって(「てれび絵本」の前身だろーか?)、それを見てめっちゃくちゃ感動して、親にせびって買ってもらった絵本です。 洗面器に盛った雪の冷たさとか、湯気を立てているお豆のにおいとか、読んでるだけで感じられたから不思議。 もしかしたら家にもおにたがいるかも?なんてきょろきょろ探したりね。(笑) その後、母が勤めていた幼稚園に貸し出されたりしつつも、無事手元に帰ってきたよ。 ***『銀河鉄道の夜』*** 小学校2〜3年の担任だった大好きな白田先生。 ホームルームとか国語とかの時間、白田先生はよく宮沢賢治のお話しを読んでくれたのでした。目をつぶって、机にうつぶせになって聞いていると、やまなしが川底で発酵するあま〜い匂いがしてきたり、星めぐりの歌がきこえてきたり... でこれまた親にせがんで買ってもらったということです。今見ると挿し絵もすごくいいなー。「春日部たすく」さん。 これも例によって一時期母の幼稚園に...(苦笑) ***『星の王子さま』*** これもたしか学校の先生が読んでくれたのではないかと思うのだが、記憶があいまい。 4年生の担任の佐藤先生かなー? (佐藤先生もすごーくいい先生だったな) 紙に描いた箱の中にいる羊に魅かれて親にせがんで...(以下略) うむぅ、読み聞かせってただふつーに自分で読むのと違うね、やっぱり。 そいえば6年生の時の担任の先生は、よく詩を読んでくれたっけ。 自分、けっこう先生に恵まれてました。(感謝) ***『ひとりぼっちのあなたに』を始めとする新書館ForLadies文庫*** このシリーズは小学校5〜6年生?のときに知り合いのおねーさんに貸してもらって、とても気に入ってしまって少しずつ集めたのでした。 寺山修司さん、宇野亜喜良さん、岸田理生さん、立原えりかさん、萩尾望都さん、etc...の世界にのめりこんだ少女時代。(笑) 昔飼ってた猫らの噛みあととか爪あととかも残ってて、別な意味でもなつかしく大切な本たちです。(涙) で、なつかし本ではないのですが。 左。 ムーミンの右隣にある、片山健さんの『犬、猫、魚、その他。』 大人になってから買ったものなんですけどね。 コレがありました。(爆笑) 「ひとりひとりが自分の日と月と魚をもち」 ...う〜ん、かっこよすぎるな、片山健。
by neco_no_koolon
| 2007-06-20 15:22
| KURO帳
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